efのゲームをクリアしたのでアニメを見ました。
今回視聴したのは1期にあたるef – tales of memoriesですね。
「シャフトの最高傑作」と言っている人も見かけたことがありますし、OP自体は知っていて凄いなと思っていたので、期待して見始めた。
それでは下記に感想です。
※本記事はアニメ及び原作ゲームのネタバレが少し含まれます。
ef – tales of memories.とは?
元々は2000年代に発表された「ef – a fairy tale of the two.」というアダルトゲームです。
美少女ゲームと言うと一人の主人公が色々なヒロインを攻略していく形式を想像される方が多いと思いますが、本作は群像劇形式で章ごとに主人公とヒロインが違います。
原作の1章(みやこ)と3章(千尋)がアニメの範囲ですね(一応2章も含んではいるけれども)。
アニメのOPも素晴らしいですが、原作のOPはあの新海誠なのでこちらもとんでもない映像となっていますし、ゲームのCGも高水準です。
気になった方は是非プレイしてみてください。
あらすじ
幼馴染の紘に恋心を抱く少女・景。だが、その紘は自由奔放な少女・みやこに振り回されていく…。景に興味を持った映画研究部員の京介。景の映画を撮るため、京介は彼女を追う…。建築家の父親を持つ蓮治。彼は駅のホームで景の双子の妹・千尋と出逢う…。音羽という街を舞台に少年少女たちが織り成すさまざまな恋物語。
感想
とても良かったですね。
昔の作品ということで作画等は今の作品よりも劣る部分はあるのですが、シャフトらしい演出や、シナリオの魅せ方とかがよかったです。
原作ゲームと展開が少し違うのですが、個人的にはアニメ版のシナリオの方が好きでした。
同時並行で進む物語
アニメだと二つの物語が同時並行で進んでいきます。
なので、何回か一話の中で視点が切り替わるのでそこは結構わかりにくいなとは思いました。
二つの物語が何処かで接点を持つこともありませんし、ギャップもありますからね。
共通するのは両方とも助言する立場の人間がいることでしょうか。
ただ、起承転結は合わせてあります。
両方の物語が山場を迎える後半は目が離せなかったですね。
みやこ&景
こっちの話はもう片方の話と比べるとシナリオが弱めというか、高校生の甘さと苦さを含んだ恋愛模様が繰り広げられています。三角関係ですね。
原作でもあまり評価は高くないですし、私も滅茶苦茶大好きという話ではないのですが、アニメは演出が神がかっていましたね。
何度も電話をかけるヤンデレ味のあるシーンや、最後の公衆電話での会話の応酬など、見所が多くありました。
ただ、景に関しては若干おまけっぽい感じだったので、もうちょっと描写が欲しかったかな。
まあ、尺が足りないので仕方がないけれども。
こういう今はあまり見られないヒロインのめんどくささも人を選びますが、個人的には愛しかったですね。
千尋
13時間程度しか記憶が保てない少女との恋物語。
最初から最後までずっと物悲しい空気に満たされているというか、みやこと景の話とは別種の切なさのあるお話になっています。
互いにとても優しい人格の持ち主故に、相手のことを考えすぎたり、相手のことを思って悩んだりと、二人のもどかしい気持ちがよく伝わるアニメーションで良かったですね。
結末は原作とは違います。まあ、この形式だと原作の最後そのまま展開するのは無理なんですけど、個人的にはどっちも好きな終わり方です。
因みに原作だと「千尋の方が年齢的には年上だけど、中身は年下」という設定ですが、アニメだと年齢は同い年っぽい。どっちもいいけれども。
演出が素晴らしい
OPや電話のシーンなど有名どころ以外も目を見張るような演出が多くあって、視覚的にも楽しめましたね。
最終話のOPの変化は少し涙が出そうになりました。
まとめ
構成が複雑なのがネックですが、とても心に来る名作だと思います。
気になった方は是非視聴してみてください。
